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【自殺 その1】
10月8日長浜文化芸術会館において『いのちの尊さを考えるシンポジウム 〜地域ぐるみで自殺を予防するために〜』が開かれました。
昨年米原市で、今年長浜市で中学生が自殺により亡くなられたこともあり、この案内を見てすぐに参加を決めました。
子どもたちの自殺を防ぐために私たちにできることは何だろう、でもいろんな手を尽くしても実際に起きてしまったとき、どうしたらいいのだろうと。

それにはまず自殺の問題について知ることから始めようと、インターネットで本を探し読みました。
もし、CAPのワークショップの後、子どもたちから「死にたい」って聴いたらどうしたらいいのだろうと思ったからです。
CAPではこどもワークショップの後に必ずトークタイムという時間を設けています。
こどもたちから話を聴く時間です。ここではどんなことを言いに来てもいいのです。自殺というのは群発しやすいものです。
近くで自殺した人がいたり、また同年齢の人や、よく知っているタレントさんなどの場合に相次いで自殺するということが起きています。
だから、子どもが言うかもしれないのです。

日本では自殺者は3万人を超え、先進7カ国でダントツ1位です。
アメリカの倍くらいの多さですが対策は昨年に自殺対策基本法ができ、今年の6月に自殺総合対策大綱ができたばかりで国の対応も遅れているのです。
滋賀県は全国で見ると低位なんですが、県内で最も多いの地域は湖北だそうです。
多重債務による自殺者の多さも社会問題になっています。
民間団体で多重債務による自死をなくす会が電話による相談を受け付けています。
(080・6159・4730 同じく4733 同じく4741の3回線午前9時から午後8時まで)

全国司法書士会でも相談を受け付けていますし、弁護士会でも多重債務の相談を1回目は無料で行っているそうです。
子どもたちに自殺のことを話すのは「寝た子を起こす」みたいだと思う人も多いでしょうが、欧米では学校で教師・保護者・こどもにそれぞれ予防教育を行っているんです。
交通事故死もさまざまな予防によって減ってきました。
自殺も予防によって減らすことはできるのです。予防に力を入れることは大事なことです。
今まさに死のうとする人をとどまらせる介入という予防の方法もあります。
全国各地で「いのちの電話」などもそうです。

滋賀県も民間団体でその相談員を養成中です。
でも残念ながらどうしても0にはできません。もし身近な人が自殺によって亡くなったら、残された人の心痛は計り知れないものがあります。
自殺した人の周りには残された人が5人以上いるとも言われていますから、多くの人が悲しみに暮れたり、自責の念を抱いています。
だから、残された人の心理を知っておくことも自殺を予防する力にもなるのです。
滋賀県には自死遺族の会(凪の会おうみ)というのがあります。
家族を自死で亡くした遺族が悲しみや自責、怒りなどの様々な思いを語り合う会です。
詳しくは滋賀県精神保健福祉センター 077−567−5010にお問い合わせください。

<続く>

◆◆お知らせ◆◆
 10月と11月には長浜市民交流センターで鮎の会主催「子どもへの暴力防止講演会」が開かれます。
CAPプログラムのおとなワークショップを行いますので是非お越しください。
詳しくはコチラ

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